資産形成にまつわる「ライフプランニングのコツ」
FP
資産形成
2019.06.12

資産形成にまつわる「ライフプランニングのコツ」

「お金も保険も人生も」将来設計士の永岑です。こんにちは。

今日は資産形成にまつわる「ライフプランニングのコツ」について書いてみたいと思います。毎月の収支はいくら、現在の貯蓄額はどれ位、運用商品の配分はこんな感じ、と言った、沢山の方の「家計事情」というのはこういう仕事をしていなければ中々触れる機会がありません。そんな将来設計士の、仕事柄得た「お金が貯まるコツ・増える秘訣」について、実体験をぜひご参考下さいませ。

■はじめに-資産形成基本の公式-


仕事を始めた頃、先輩から教えられた資産形成の公式があります。

資産形成=(収入-支出)+資産×運用利回り

収入を増やすか、支出を減らすか、そこで出たお金をより良い利率で運用する。とても地味ですが、至極当然と言った気もしますよね。

私もFPですので、「支出を減らす為」の節税の方法であったり、控除の金額を大きくする方法であったり、「資産運用」について多少知識やテクニックについて選択肢をご案内することはできます。できますが、この仕事を始めて4年目ではあるものの「重要なのはそこ(=知識・テクニック)ではない」という事を常々感じています。

「お金が貯まっている人」「資産形成ができている人」はどんな方たちなのでしょうか。

そういった方々はもちろん手段についても詳しい方が多いのですが、一番重要なのは「目的意識」を持っているかどうか、という事に尽きると思います。

■何の為に、お金を貯めましょう?


私も毎年年末の宝くじを買っては、「当選したらピアノが欲しい!住宅ローンは完済したい!北海道に行きたい!」と夢を見るタイプです。思いつく「夢」がかなり現実的なものに限定されているのがやや悲しい気もしないでもありませんが、「資産形成」も、全てはこの様に「なりたい状態を思い描くこと」から始まります。

逆に手段の方から手をつけてしまうと、ちょっとでも利率のいい商品を求め続ける様になり疲れてしまうかもしれません。また、現在の生活支出を切り詰めすぎてしまうとしたら、何かおかしい気もしますよね。

「夢」「目的」こそ十人十色の世界になりますので、これらをしっかりと将来設計してみることが資産形成の第一歩といえるでしょう。

■ライフプランニングの意外なコツ


教科書的に言いますと、FPが行うライフプランニングの基軸は「住宅」「教育」「老後」の三つを整理することです。三大支出とも呼ばれるこれらの支出を「現在の生活支出」と天秤にかけて、優先順位を決めていく事がセオリーになります。

よく「老後の生活費は○千万円必要!」「子供一人の教育費は総額○千万円!」という見出しを新聞や雑誌のコラムなどで見かけますが、ご自身の思い描く金額・実態と比較してみることが教科書的な方法論になりますね。

しかしながら、もっと簡単で、もっと重要なコツがあります。聞いてみれば、拍子抜けしてしまうほど当たり前なことかもしれません。それは、ライフプランニング≒将来やりたい事について「人と話す事」です。

パートナー、家族、友人、どなたとでもよいのですが、「将来こうなりたい」という事について十分に話し合われている方は意外と少ないです。私のお客様の実例としても、相談が始まってから「え、子供は高校まで公立でいいでしょ」というご主人様に対し「絶対に私立!」と断言される奥様は10組以上いらっしゃいましたし、「老後は引っ越したい」「今の仕事はいずれ変えたい」等というパートナーの発言に対し「そんな事考えてたの!?」と驚かれるシーンも何度も目撃いたしました。

幸いにして、この仕事を始めてから4年間で喧嘩されたままの状態でご相談が終わったことはありませんが、面談前の「話し合い」は意外と不十分なケースが殆どです。

■本当に大切なものは何でしょう?


確かに、改めて「将来どうしたい」という事を話す機会は中々設定しづらいかもしれませんし、そもそも「今現在の生活の、ここを変えたい」という話も簡単ではないケースもあるかと思います。かえって身近な人であればあるほど話し辛い内容もありますよね。

かく言う私自身も、結婚した後になって初めて妻と住む希望エリアについて話し合い、全く意見が異なることに驚愕した経験があります。1日で私が説得される結果になりましたが、正に灯台下暗しということわざを痛感せざるを得ません。

一生懸命貯蓄をがんばっても、目的が決まっていなければふとした衝動で散財してしまうことも考えられます。資産形成したい!という方に置かれましては、ぜひまず「何の為に」を思い描いていただき、身近などなたかと「話す」事をオススメいたします。

もし、その内容が「身近な人だからこそ少し話し辛い…」事であったり、「誰かに整理してもらいたい」「とっかかりが掴めない」という事であれば、是非弊社の将来設計士までお問い合わせいただければと思います。思い描く将来像の為の、資産形成をサポートさせて頂きます。

長文ここまでお読み頂きありがとうございました。次回は具体的な資産形成なコツとして「老後」に絞ってお話させていただければと思います。


将来設計士 永岑 和真

この記事を書いた人
永岑和真
永岑和真
ホロスプランニング
東京オフィス
Profile
東京都清瀬市出身
学習院大学経済学部卒業
アフラック代理店を経て
2012年10月より現職

【資格】
ファイナンシャルプランナー技能士2級
シニアライフコンサルタント
Comment
ここ数年心理学の勉強にはまっています。

20世紀のサイエンスフロンティアは宇宙だったと
言われていますが、21世紀のそれは「人間の心」
だといわれています。

保険営業について将来設計士を通じて関わる上でも、
興味の尽きない領域です。
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